加瀬秀雄 赤羽目健悟 氷彫刻『さあ出発!!海の中の新しい仲間と共に』【10】

【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】

-



この時間帯になると、
各チームの作業進捗にかなりの差が出てきている。

すでに仕上げ作業に入っているところもあれば、
彫刻作業の半ばというチームもある。

-



4時21分。

加瀬さんがガスバーナーに点火。

仕上げ作業の一つ、表面処理について
赤羽目さんに手短に説明する。

-



赤羽目さんは心得たとばかりに
バーナーを手に彫刻のもとへ。

-



バーナーで炙られた氷の表面は瞬間的に解けて
切削によってできた細かな傷がなくなり
ガラスのような透明感と光沢が宿る。

-



ダイバーの彫刻は
向こうが透けて見えるくらいになる。

-




赤羽目さんが表面処理を行っている間、
加瀬さんは海の生きものの仕上げにかかっている。

時刻は4時25分。

タイムリミットまでおよそ1時間。

-



4:42
加瀬さんが仕上げた海の生きものが登場。
これを本体に接着するという。

-



熱帯魚(ツノダシ)1匹めを接着。

-



タツノオトシゴ1匹めを接着。

-



ツノダシ2匹め。

-




ツノダシ3匹め。

-



タツノオトシゴ2匹め。

-



5時。
残り時間30分。

海の生きもの達全ての接着が完了。
彫刻全体が
圧倒的に賑やかさを増した。

-




再び雑踏を取り戻す会場。

完成から日の出までの
カラーライトアップを目当てに
多くのカメラマンが集まり始めている。

-



加瀬さんが
ツノダシとタツノオトシゴにも表面処理を施す。

-



台座に付いた削り屑を
平ノミで綺麗にする。

-




彫刻を眺める
加瀬さんと赤羽目さん。

その手にもう道具は握られていない。

-



5時10分。

氷彫刻
『さあ出発!!海の中の新しい仲間と共に』
完成。

-
なんと、作業時間を20分残して
余裕のゴールだった。


赤羽目さんに笑みがこぼれる。

-



熱を帯びてくる観客。

-




12時間前にはなにもなかった場所に
幾多の氷彫刻が立ち並ぶ。

-




5時30分。

競技終了のアナウンス。

-


戦いが終わった。


【11】に続く

【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】【10】【11】



0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。