『メシを撮ること』シリーズ
-
長ネギたっぷりの
ジューシーねぎ餃子で
今夜はお祭りだ!

-
かねてからこのブログには
自家製餃子が頻繁に登場するわけですが、
今回は新バージョンです。
(製法が徐々に進化してます)
餃子は、家で作ると
野菜を刻むのが大変だったり
いざ出来あがっても
食感がポソポソだったりして
「一筋縄ではいかない」料理の代表格だったりします。
しかし、このねぎ餃子、
びっくりするほどジューシーかつ
作るのが超簡単な
夢の餃子なのでございます。
長ネギが嫌いでなければ
ぜひオススメ。
というわけで、
以下、レシピです。
― 材料 ―
豚ひき肉(適量)
長ネギ(適量)
※(体積比で「肉:ねぎ=3:1ないし2」くらい)
練り中華調味料(適量)(創味シャンタンDXとか味覇とか)
うま味調味料(少々)
コショウ(少々)
ごま油(少々)
無塩鶏がらスープ(有塩でも可)…溶かして冷やしたもの
大きめのボウルにひき肉と調味料各種を入れます。
溶いたガラスープを少しだけ加えます。
(氷はガラスープを冷やすために入れておいたものです)

-
これを、混ぜていきます。
とにかく全力で手早くかき混ぜます。
味付けですが、後でネギを加えるので
ひき肉自体はやや「濃いめ」が良いです。
(生肉の味見はリスクがあるので、
ちょっと小皿にとって、
レンジで加熱して味見しましょう)

-
ある程度混ざったら
そこに残りのスープを加えていきます。
通常の野菜餃子の場合は
野菜からの水分でひき肉が自動的に加水されますが、
ネギの場合、野菜よりも水分が少ないので
ジューシーさを出すために
スープで補ってやる必要があるからです。
ひき肉に加えるスープは
必ず冷えたものを使います。
温かいスープだとひき肉の風味が落ちてしまううえに、
ひき肉の温度が上がってしまうので
衛生上良くありません。

-
ちょっとずつスープを加えつつ
渾身の力でねっていきます。
練りの目安は
赤身と脂肪が細かく混ざり合ってピンク色になり、
硬めのクリーム状となればOK。
ひき肉は練ることによって
保水力が飛躍的に向上するので
相当量のスープを加えても平気です。

-
ひき肉の練り工程が完了。

-
ここに、みじん切りにした長ネギを
ドカッと加えます。

-
そしてまた、練ります。
この練りは、
ネギとひき肉をしっかり同化させるためです。

-
しばらく練って
全体に粘りが出てきたらOK。

-
餡の完成。
ここまで来たら、
ボウルのまま冷蔵庫に入れて
1~2時間寝かせます。
餡全体をなじませるのと
やや上がりつつある餡の温度を
下げるという衛生上の措置でもあります。

-
餡の寝かしが完了したら
包み工程にはいります。
包み方のスタイルは問いませんが
皮に隙間があると
美味しいスープが流出してしまうので
皮はしっかりと圧着させます。

-
こんな感じで。

-
包み工程が完了。
続いて焼きの工程に入ります。
焼きの工程については
以前紹介した
「メシを撮ること4 自家製餃子の宴」
と同じですので、そちらをご参照くださいませ。

-
閑話休題。
餃子のタレのお供として重要な
ラー油。
餃子に必要なので買うんだけど
その後なかなか使う機会がなく
台所の片隅で古くなっていく
ってこと結構ありますよね。
ラー油は比較的賞味期限が長いですが
やはり油なので、
時間とともに酸化して
着実に風味は落ちます。
できればその都度、新鮮なラー油を使いたいもの。
そこで、今回は
超簡単自家製ラー油
の作り方も紹介します。
― 材料 ―
一味唐辛子(適量)
ごま油(適量)
耐熱性の深皿
・・・
耐熱性の深皿に
一味唐辛子を少量いれます。

-
そこに、ごま油(常温)を加えます。
唐辛子とごま油の比率によって
辛味が変わりますので、
辛めが好きな方は「唐辛子多めの油少なめ」
マイルドな味が好きな方はその逆にします。

-
これを電子レンジに入れて加熱。
加熱時間は
油の量やレンジの出力によって変わりますが
だいたい1分くらい。
加熱しすぎると唐辛子が焦げるので
様子を見ながら
数回に分けて加熱します。
※火が出るとヤバいので、
くれぐれも放ったらかしで加熱しないように

-
油が十分熱くなって
唐辛子の辛味と色味が油に移ったら
ラー油の完成。

使う時に、使う分だけ
フレッシュなラー油が作れます。
あと、ごま油100%なので
市販のものに比べて
かなり高級な味になります。
一味の他に
山椒の粉とか五香粉、ガーリックパウダーなんかを
ちょっと加えると
違ったバリエーションのラー油を
作ることができます。
ぜひ、お試しあれ。
・・・
そうこうするうちに
焼きあがりました!
いい焼き色です。

-
熱いうちにどうぞ。

-
焼き目はカリカリ。
中は熱々ジューシーとなっております。

-
中からはこのように
灼熱のスープが溢れますので、
くれぐれもやけどには
ご注意くださいませ。

-
ごちそうさまでした。
タグ「料理写真」(『メシを撮ること』シリーズ)の関連記事
- メシを撮ること2020年12月
- メシを撮ること2020年11月
- メシを撮ること2020年10月
- メシを撮ること2020年8月
- メシを撮ること2020年7月
- メシを撮ること2020年6月
- メシを撮ること2020年5月
- メシを撮ること2020年4月【前編】
- メシを撮ること2020年4月【後編】
- メシを撮ること2020年3月+α
- メシを撮ること2019年12月
- メシを撮ること2019年10月と11月
- メシを撮ること2019年9月
- メシを撮ること2019年8月
- きりたんぽ鍋風鍋
- 転居完了、炊事再開。
- 突発的オムライスと突発的宴
- 酒の肴、アラカルト
- 冷たい麺と肉で夏を乗り切ろう!の巻
- エビ春巻き等の宴・ライティング機材更新
- ねぎ餃子を作るの巻
- 喰い正月2017
- アイディアおつまみの宴
- 自家製シュウマイとか実家製手打ち蕎麦とか。
- 自宅で居酒屋
- 焼きシュウマイとか饂飩とか。
- 即席カルボナーラとかだし巻き卵とか。
- 自家製餃子の宴
- 謹賀新年2015 ― 我が家のおせち
- ホームベーカリーとかイクラ丼とか。
- 朝食とかラーメンとか。
- 輝ける朝食
- 湯気が魅惑の半逆光
- 師走に杵と臼で餅つき
- 師走に臼と杵で餅つき2012