紅葉2010 ― 池田町大峰高原「七色大カエデ」の紅葉

長野県北安曇郡池田町 大峰高原 「七色大カエデ」

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池田町、大峰山の南端、
折り重なる山並みを見通す高台に
この巨木はある。


EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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推定樹齢は250年を超える。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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1947年、大峰開拓団によって発見され、
開拓のために切り倒されたが、
あまりの根の張りに
株を掘り起こすことはできなかったという。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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それから21年後の1968年、
近くにできた大峰牧場のため道を整備中、
再び大きく成長したこのカエデが
発見された。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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一度は無残な切株だけになったカエデ。
そこから驚異の大復活を遂げた。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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幹周りは3メートルを超える。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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青葉から紅葉まで、
グラデーションのかかった色づき方をすることから
いつしか
「七色大カエデ」
と呼ばれるようになった。

EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

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最初は人知れず森の中に立っていた
カエデの古樹。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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いまやこの樹容をひと目見ようと
全国から人が集まる。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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なんとにぎやかな
老後だろう。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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これまでひとり静かに暮らしてきたのだから
あまりの人間の多さに
カエデも驚いているかもしれない。

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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人がいてもいなくても
カエデは毎年春に緑の葉をつけて

EOS5D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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秋には赤く色づいた葉っぱを
風に散らす。

EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

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それをもう、
250回以上も
繰り返している。

EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

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そういうカエデから見たら、
きっと人間は
随分とあくせくした生き物に
映ることだろう。

EOS5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II USM

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太陽が西に傾いて、
カエデの影が
長く伸びていく。

EOS5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II USM

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夜。

周りに誰もいなくなったカエデ。

東の空には
冬の星星が昇ってきている。

EOS5D Mark II + EF35mm F1.4L USM

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満天の星の下で
カエデは
どんな夢を見ているのだろう。


追記(2019年)

 写真はこのカエデのコンディションが全盛期だった頃の様子です。
 2013年にマイマイガが異常発生したことで、樹全体が大きなダメージを受け、以降、かなり樹勢が衰えてしまいました。
 少しずつ復活の傾向にあるようですが、枝ぶりはこの写真の頃と比べて随分と寂しくなっているのが現状です。
 また、多くの来訪者が周りの地面を踏み固めることによる根へのダメージが少なくないことから、かなり広範囲に規制線が張られているので、樹にはあまり近づけなくなっていますので予めご了承ください。

 

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