モルゲンロートの後立山連峰

長野県大町市
2018年撮り納め~2019年撮り初め

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2018年、大晦日。

22時20分。

満天の星。


EOS5D Mark IV + EF24mm F1.4L II USM + ソフトン(A)

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地面と宇宙との間に
遮るものはなにもない。

地表の熱が空に向かって
どんどん逃げていく。

気温は
マイナス7度。

EOS5D Mark IV + EF24mm F1.4L II USM + ソフトン(A)

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8時間後。

年が明けた
2019年元日。

6時30分。

EOS5D Mark IV + EF24mm F1.4L II USM

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白み始めた空に
月が浮かぶ。

強烈な放射冷却で
気温はマイナス10.6度。

EOS5D Mark IV + EF24mm F1.4L II USM

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雪化粧した後立山連峰が
ほの白く浮かび上がる。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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6時47分。

日の出前のこの僅かな時間、
景色から色がなくなる。

どこに目を向けても
モノクロに近い世界。

あんなに晴れていた空が
曇ってしまったのではないかと
錯覚する。

EOS5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L II USM

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蓮華岳。
標高2799m。
山名はその山容から。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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爺ヶ岳(じいがたけ)。
標高2670m。

南峰(2660m)、
本峰(2670m)、
北峰(2630m)
の3峰からなる。

山名の由来は、
融雪期になると本峰の南側斜面に現れる
「種まき爺」の雪形による。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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鹿島槍ヶ岳。
標高2889m。

南峰(2889m)、
北峰(2842m)の
2峰からなる双耳峰。

山名の由来は当ブログの記事
鹿島槍ヶ岳はいかにして鹿島槍ヶ岳となったか、山名の由来。
を参照されたい。
(頑張って書いたので・・・)

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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やがて、
峰々の彼方の空に
赤みがさしてくる。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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モノクロの景色に
徐々に色が戻る。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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6時56分。

蓮華岳の山頂が
色づき始める。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳にも赤みがさす。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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麓はまだ薄明の余韻を残しているが、
高峰ではすでに
初日の出を迎えた。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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刻一刻と
色を変えていく峰々。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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6時58分。

モルゲンロート。
Morgenrot(ドイツ語。Morgen=朝、rot=赤)。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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7時00分。
気温マイナス11.3度。
空気が凍てついている。



蓮華岳山頂。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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鹿島槍ヶ岳。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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北葛岳と蓮華岳。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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桃花色に染まった峰々が
碧空の下に連なる。

EOS5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L II USM

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冷たく澄みきった東の空には
月齢24.6の月が光る。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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太陽が高度を上げるにつれ、
まばゆさを増す光。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM

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鹿島槍ヶ岳の北側にそびえる
五竜岳(ごりゅうだけ)。

標高2814m。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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7時06分。

山々の赤色が徐々に薄くなっていく。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM

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EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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金色の鹿島槍ヶ岳北峰。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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五竜岳山頂と稜線。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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雪の白さを取り戻した
快晴の後立山連峰。

かじかんだ指先の痛みを忘れるくらい
清々しく眩しい元日の朝。

EOS5D Mark IV + EF16-35mm F2.8L II USM

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今年もいい年になりますように。


撮影後記

 あまりにも天気が良かったので、何年かぶりに大晦日→元日撮影をしてみました。
 最初、雲海スポットで初日の出を拝もうと思ったのですが、山が綺麗に見えていたので、初日の出によるモルゲンロートを期待して目的地を急遽変更しました。
 レンズの上に霜がおりてキラキラする中での撮影でしたが、朝日に照らされた峰々の美しさを存分に味わうことができました。
 間接的ではありますが、ちゃんと初日の出を迎えに行ったのは生まれて初めてかもしれません(いつもは飲んだくれ+夜更かしで朝起きられない)
 やっぱり昼と夜の境界線にはドラマがあって写真的にも美味しいので、今年はその辺を逃さず撮っていけたらと思いました。

 

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