称名滝(しょうみょうだき)を見に行く。

富山県中新川郡立山町 「称名滝」 地図

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梅雨の晴れ間。


EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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富山県立山町。

称名川渓谷の奥、
標高1000メートル超。

6月になっても
残雪の白さが目を引く。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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駐車場から遊歩道で
約1キロ先の
称名滝展望台を目指す。

途中、
茂みの中から
「ガサガサッ」という音。

驚いて目をやると
カモシカが茂みから出てきた。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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普通、人間がいれば
逃げていくのが野生動物だが、
カモシカは逆に
人間の様子を見に出てくるような動きをするから不思議だ。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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立派な角に、切れた右耳。
貫禄あるカモシカだ。

カモシカの顔立ちは
生息地域によってかなり差がある。
手前味噌なのだけれど、

我が郷里のカモシカの風貌は素晴らしい。

称名滝のニホンカモシカ
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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清冽なせせらぎを横目に
遊歩道を進む。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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遊歩道の彼方にそびえる巨大な滝。

あまりにも大きすぎて
人間を写し込まないと
スケール感が表現できない。

これが称名滝、と言いたいところだが
この段階ではまだ
称名滝自体は見えていない。

これは「ハンノキ滝」といって
落差497m(!)を誇る日本最大の滝。

だが、水量の多いときにしか現れない”臨時の滝”なので
滝としてはカウントされていないのである。

そうは言っても、でかい。

ハンノキ滝遠景
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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称名滝展望台に続く橋の上になると、
ようやく称名滝自体が見えるようになる。

左が称名滝、右がハンノキ滝。
あまりにも落差がありすぎて
滝の上部は雲の中。

称名滝とハンノキ滝
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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この時期、この上にある立山連峰や
直上の室堂平、弥陀ヶ原の膨大な雪解け水が
この滝へ一気に集中する。

称名滝とハンノキ滝の合流
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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轟音とともに山をかけ下った水は
飛沫になって舞い上がり、
滝壺周辺に降り注ぐ。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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滝壺から200m以上離れている橋のあたりでも
常に雨降り状態だ。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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称名滝最上部。

称名滝の上部
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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さらにその下段。

滝は4段に分かれて
その落差は350m。
日本一だ。

称名滝の多段構造
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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凄まじい水量。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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終盤、滝は狭い水路で
一気に収束。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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その後、
扇型に大きく広がって、
ハンノキ滝が合流。

そのまま滝壺になだれ込む。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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恒例の、
滝流し撮り。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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一瞬覗いた晴れ間から差し込む太陽で
滝壺に虹がかかる。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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ハンノキ滝の最上部。

標高1500mを超える。

ここから滝壺まで一直線で水が落ちていく。

東京スカイツリーで言えば、
展望回廊のさらに上から
滝が落ちているのと同じことだ。

ハンノキ滝上部
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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ソーメン滝上部。

最も水が多い時期にしか現れない
レアな滝だけあって、
川床には植物が生い茂る。

ソーメン滝のクローズアップ
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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ソーメン滝遠景。

ソーメン滝遠景
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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滝の下流、
称名川渓谷の両岸には
「悪城の壁(あくしろのかべ)」という
絶壁がそびえる。

立山火山の火山灰が堆積した地層を
この称名滝が削ってできた奇観だ。

滝は今から10万年前、
ここから15キロ下流にあった。

それが長い年月をかけて
山を削りながら
ここまで移動してきた。

現在でも、年間10センチずつ
滝は上流に向かって移動を続けている。

遠い将来、
滝は室堂平の下あたりで
さらに巨大な滝へと変貌しているのだろうか。

悪城の壁
EOS5D Mark IV + EF35mm F1.4L USM

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ゆっくりだが
とてつもない自然の力に感嘆した
滝見物なのだった。
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM

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称名滝。

水の多い梅雨時が
大変オススメです。
(悪天候だと進入禁止になるので、降雨の後がいいかも)



 

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