安曇野の白鳥シーズン3(2009~2010)【後編】

長野県安曇野市

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2010年1月16日。

ちぎれ雲が漂う青い空を
白鳥が滑っていく。

EOS5D Mark II + EF180mm F3.5L Macro USM

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地上に積もった雪が
大きなレフ板となって
彼らの白さを際立たせる。

EOS5D Mark II + EF180mm F3.5L Macro USM

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EOS5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II USM

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流麗。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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1月17日。

戦いのゴング。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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生きていれば、
退くに退けない局面もあるのだ。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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マイナス10度まで冷え込んだ朝。
全面結氷した田んぼへ
巧みに降り立つ。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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たまには
下から見上げてみる。

EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

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1月22日。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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1月23日。

白鳥も、あくびをする。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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またもや小競り合い。

しかし、必殺技で
一瞬のうちに勝負が決まる。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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家路を辿る時間。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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水鏡の上を
駆け抜けていく。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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1月30日。

気温マイナス5度。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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彼らはその見た目に似合わないほど
鋭い爪を持っている。

こういうシチュエーションで
役に立つ。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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フォーメーションランディング。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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息もぴったりだ。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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2月6日。

安曇野は白く染まっていた。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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田んぼの真中で
親子がくつろいでいた。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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雪の白さとは違う
命ある白。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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2月7日。

EOS7D + EF500mm F4 L IS USM

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暮れゆく北アルプスに
遠く白鳥の声を聞いた。

EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

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2月9日、雨。

空は、春が近いことを告げている。

EOS5D Mark II + EF16-35mm F2.8L II USM

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風を読む。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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2月28日。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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3月3日。

春の風が吹いている。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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日ごとに強さを取り戻す太陽。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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彼らの動きも
慌ただしくなる。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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しきりに飛び立っては
安曇野上空を周回する。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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こういう飛行訓練が
毎日繰り返される。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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幼鳥3兄弟。

驚異のシンクロ率。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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3月6日、雨。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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3月7日。
美しいV字編隊で飛ぶ。

EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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昨日の雨は
雪に変わった。

季節は一進一退を繰り返しながら
春へと向かていく。

EOS5D Mark II + EF100mm F2.8L Macro IS USM

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EOS7D + EF300mm F2.8 L IS USM

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3月17日。
別れの日。

EOS5D Mark II + EF24-70mm F2.8L USM

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白鳥よりも先に
安曇野を離れることになった。

EOS5D Mark II + EF24-70mm F2.8L USM

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ちょっと遠くなるけれど
来年も必ず、会いに来るから。



撮影後記

 この頃、白鳥を撮影するためにより速い連写が可能なEOS7Dを導入したこともあって、1回撮影に出ると軽く1000枚くらい撮ってしまうことが多くなっていた。それを朝夕やると1日で2000枚もの写真を選定する羽目になった。
 外に出れば白鳥撮影、帰宅すればずっとPCの前という生活を繰り返していた記憶がある。
 最も白鳥に対して熱くなっていた時期なので、そういう苦労はまったく苦にならなかったが、今思えば、まだまだ闇雲に撮っていたということの現れでもあるのだろう。

 この無謀な取り組みには意外なメリットもあった。
 連写して撮る白鳥は、一つのシーンで細部だけが違う(翼の位置とか僅かに構図がズレた)写真が膨大に出来上がる。
 似たような写真を一枚一枚確かめながら、自分の中でその全てに優劣をつけていく。
 写真の細かいところを見ることができるようになったのは、この白鳥写真選定のお陰かもしれない。

 写真力というものを力配分で考えるなら、撮影力5割、選定力もまた5割であると思っている。
 自分にとって「何がいいのか」がわかっていないと、いくら撮影しても、その中から何かを選び取ることは難しい。
 白鳥撮影は、私にとってまさに写真力を鍛錬する場であったと思う。

 2010年の春、私は安曇野から離れ南信に転居することになった。
 白鳥を撮りに来ることもあまりできなくなると思って、かなり悲しくなった記憶がある。
 しかし、蓋を開けてみれば次の年も、暇を見てはせっせと安曇野に足を運んで、前以上に莫大な枚数の写真を撮っているのだ。

 未来のことは、未来になってみないとわからないものだ。


 
 

 

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