日々の写真 2019年12月

12月10日 地元に幸運あり
EOS5D Mark II + EF35mm F1.4L USM

 まとまった時間ができたので隣県にでも足をのばそうとしたのだが、なぜかしきりに遠征よりも地元をうろつこうという気分になり、その辺を徘徊していた。
 遠征費用でプチ贅沢なお昼を食べ、そのまま山に直行したらカモシカに会えた。
 やはり直感には従ったほうがいいのかもしれない。 
 いつもは年末年始から本格始動するカモシカだが、今年は前哨戦から戦績がいい。
 でも、いろいろハプニングもあった。
 いずれ本編で書こうと思うが、要は「人とカモシカの間にも礼儀あり」なのだ。 

 


12月9日 クリスマス商戦
EOS5D Mark IV + EF135mm F2L USM

 久々に長野の善光寺参道をスナップした。(本編は後日)
 街はクリスマスへ向け一直線で、鐘の音ではなくて金銭の音が聞こえてきそうである。
 子供の頃は、街がクリスマスめいてくるともう楽しくて楽しくて仕方がなかったが、いつの間にか何も感じなくなってしまったのが寂しい。
 これが大人になることか、なんていう野暮な感想は置いておいて、昔のクリスマスはもっと全体的に暗かったと思う。暗かったけれども、雰囲気は今よりもあった。
 どこに行っても垢抜けないクリスマスツリーに、薄ぼんやりとした麦球のイルミネーション(「電飾」と言ったほうがイメージ的に合っている)が、ゆっくりと明滅していた。街全体がこんなにまばゆい光に包まれていなかったから、そんなかすかな電飾でも「聖夜のともしび」的な雰囲気があった。
 夜が高輝度LEDに満たされた今、あのぼんやりとしたクリスマスはもう帰ってこない。
 

 


12月8日 新しい記事を投稿しました

 

→ 雲海の朝

 バラで出せば猛烈なストックになりそうですが、それだと物語にならないので一挙放出です。
 似たような写真を、毎日続けて見せられても嫌になると思いますし。
 そうそう、それは本当にそう思います。

 


12月7日 続・孤独な旅
EOS5D + EF135mm F2L USM

  昨日、「写真は孤独な旅だ」と書いた。
  だが私とて、写真にまつわる全てを自己完結するほどには達観できていない。

  私は基本的に自分のために写真を撮ってはいるが、自分で撮って撮ったものを自分だけで眺めて終わり、というやり方で写真と関わるのだとしたら、こんなに写真に熱中することはなかっただろうと思う。
  私がここまで写真を続けてこられたのも、私の撮った写真が「誰かに見てもらえる」からだ。

  このブログには毎日沢山の方々が時間を割いて足を運んでくださる。それが何より嬉しい。
  気にいる写真も気に入らない写真もあるかもしれないが、写真や文章を通して私の視点や思いを一瞬でも共有してもらえることが貴重なのだ

  このブログを訪問してくださる方の中には知っている人もいるが、そのほとんどは、日本のどこかの、あるいは地球のどこかに住んでいる、まだ会ったことのない、よもや一生会うこともないかもしれない、お互いに顔も名前も知らない人々である。
  そんな人々が不思議な縁でこのブログに辿り着き、自分の写真を通して何かを感じてくれることは、本当に素晴らしいことだと思う。

  私はそういう人々に写真を見てもらえるから、こうして写真を続けていられる。
  自分のために撮っているのは確かだが、いつも自分の心はこのブログを見に来てくださる方々に向いている。

  私にとって「写真は孤独な旅」であることは間違いない。でも、私はこのブログがある限り、孤独ではない。

 


12月6日 孤独な旅
EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

 とある人から以前、「写真は独りでやってても駄目だ、絶対に上手くならない」と言われたことが、ずっと胸の奥に引っかかっている。
 率直に言うと、私は写真を仲間同士でわいわいやろうと思ったことはこれまで一度もないし、おそらくこれからも多分ない。

 写真は孤独な旅だ、と思っている。
 たとえ周りにどれだけ人がいようとも、自分のファインダーの中は誰とも分かち合えない。
 何にレンズを向け、どの瞬間にシャッターを切るのか、それを決めるのも自分しかいない。
 撮った写真を取捨選択するのも、自分しかいないのだ。
 写真における全てのプロセスにおいて、他人の価値観や尺度が介在する余地などない。
 もし、誰かに判断を委ねるとしたら、それはもはや自分の写真ではない。

 孤独な旅人同士が出会えば話に花も咲くだろうが、ワイワイガヤガヤの団体旅行客とは多分話が合わないだろう。
 やりたい人は大勢で楽しくやればいい。

 だが、私は独り静かな旅路をこれからも歩く。

 


12月5日 退院
EOS5D Mark III + EF100mm F2.8L Macro IS USM

 露光ムラの不具合で、修理センター送りとなっていたMark IVが退院してきた。
 予想どおり「シャッター機構部の不具合」という診断で、シャッターユニットの交換となった。
 「やっぱりそうだったか!」と思ったが、こんな予想は的中したところで、ちっとも嬉しくない。
 そして、今回も来ました「修理完成伝票」。
 → 修理代はこちら(画像)
 また福沢さんが私の財布から旅立って行った。

 旅立つといえば、よく考えたらこいつは修理のために大分県まで往復したのである。
 カメラボディではあるものの、「お前は九州旅行できていいよなぁ」と思ってしまった。
 おれも行きたいぞ九州。

 


12月4日 新しい記事を投稿しました

→ 秋田・男鹿半島へ「なまはげ」に会いに行く+α

 もう、なまはげにすっかり心を鷲掴みにされてしまって、私は秋田(特に男鹿周辺)の虜です。

 


12月3日 ある写真の撮影者に腹を立てた話
EOS5D + EF300mm F4 L IS USM

 昔、とある写真投稿サイトに投稿されていた写真とその撮影者について、非常に腹立たしく思ったことがある。

 その写真は、夜空に浮かぶ大きな満月に、羽ばたく白鳥が重なって写っているものだった。
  一見すると、見事としか言いようのない、絶妙のタイミングで撮影した写真だ。しかし細部までよく見ると、その写真には不自然な箇所が沢山あった。
 まず、明るい月をバックにした白鳥がシルエットにならず、翼の羽根の並びや顔かたちがちゃんと写っている。
 撮ったことのある人なら分かると思うが、満月の光量はかなり強烈で、月面の模様がはっきり写るくらい露出をアンダーにすれば、月以外の部分は全て黒く潰れて写ることになる。
 一方で、月夜に飛んでいる白鳥の顔かたちをはっきり写そうとするならば、満月はその輪郭すらわからないほど明るく白飛びして写ってしまう。
 つまり、この満月と白鳥が同じフレーム内に程よい露出で共存するというのは、現在のカメラのメカニズムでは絶対に写し得ない光景なのだ。
 それ以前に、月夜の晩に遠くを飛ぶ白鳥を望遠レンズでブラさず、かつ、画質を荒らさずに止めて写すこと自体が、そもそも完全に不可能なことなのである。

 要するにそれは、「合成写真」であった。

 センセーショナルな写真なだけに、その写真にはかなりの数のコメントが寄せられていた。
 大部分を占める賞賛のコメントに混じって、写真の事実性に疑問を呈する「どうやって撮ったのか」とか「合成なのではないか」というコメントも、いくつか寄せられていた。
 だが作者は、それらのコメントに対し、
「そういうことを言うのはやめましょうよ」
とか、
「難しいことは言わずに写真を楽しみましょうよ」
とか、問題の核心に一切触れずに、ただのらりくらりと質問をかわすばかりだった。

 私はその作者の態度を見て、なぜか無性に腹が立って仕方がなかった。
 なぜなら傍観者であり作者とは無関係なはずの自分が、この作者から面と向かって馬鹿にされているような気がしたからなのだ。
 どうして馬鹿にされていると感じたのか、その時はまだ分からなかったが、この写真が私の心に暗い影を落としたのは確かだった。

 このことをきっかけに、私は合成写真のあり方について色々と考えることになった。
 この続きはまた次回に。

 


12月2日 新しい記事(過去記事リニューアル版)を公開しました

 ネット不通期間の成果物一挙放出、第2弾です。
 今回は、大量に出します。
 紅葉を中心にしてありますが、季節はずれなものもありますのでご了承ください。

→ 池田町大峰高原の「七色大カエデ」

→ 大町市「霊松寺」池田町「長福寺」の紅葉

→ 伊那市高遠町「高遠城址公園」の紅葉

→ 池田町「長福寺」の紅葉

→ 歩いて帰ろう

→ 海辺のカモメ

→ 夏の高原と空

→ 雨のち晴れ

→ 雨氷

→ 雨の中を

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12月1日 師走
EOS5D Mark II + EF135mm F2L USM

 なんだかんだしている間に12月。
 今年はバタバタしたせいで、気分的に秋をすっ飛ばしてしまったような気がしている。
 そんな状態で年末に突入すると、さらに気忙しくなってしまうんだろうか。

 とりあえずは、修理中のMK4が早期帰還を果たすことを期待したい。
 先日、その見積もりメールが来たのだが、やはりげんなりしてしまった。
 MK4のシャッター耐久性能は15万回。
 まだ15万回には達していないと思うが、それで故障してしまうのはいかがなものか。
 いずれにせよ、これでシャッターカウントがゼロに戻るので、要は新品になったということで無理やり納得したいと思っている。

 


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