岐阜県高山市奥飛騨温泉郷 奥飛騨クマ牧場(公式WEB)(地図)
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胸には白き三日月。
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そして、強面。

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ツキノワグマに会ってきた。

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ここの園内には100頭以上のツキノワグマが飼育されている。
強面がひしめき合っているので
さぞ血で血を洗う修羅の国かと思いきや・・・

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踊っている。

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よっ

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はっ

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実は踊ってるんではなくて、
来園客がたまに投げてくれる
クマのおやつを催促するポーズなのである。

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なぜかこのポーズをとると
耳が後ろに倒れて
アザラシみたいな風貌になる。

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猛獣にあるまじき愛嬌。

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プレゼンするCEOの図。

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あれ、クマってこんなにかわいかったっけ、
とふと思ったりする。

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悠々自適。

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思い思いの場所で、
のんびりやっている。

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たまに別の種族が来訪。
黒い者同士の邂逅。

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あくび。
クマの舌はこんなに長いのだ。

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今年生まれた子グマ。

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人間がクマを見るのとおなじように、
クマも人間のことをよく見ていて、
たまに視線が合う。
こちらと目を合わせようとしない
ニホンザルとは全く違っている。
森の強者の証なのかもしれない。

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もう一つ驚いたのは、
クマの目は人間に似て
かなり表情豊かだということ。

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物言う視線。

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ぼんやり空を見つめるクマ。
きっと何か
考えているんだろう。

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水浴びも、
人間の露天風呂みたいに
堂々たるもの。

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多くのクマが人間に愛嬌を振りまきながら
あまりにも平和に暮らしているので
クマって実は友好的な動物なのでは、
と考えたくもなる。
しかしそれは
断じて違う。
園内ではたまに
クマ同士の小競り合いが発生する。

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飽食かつやることも特にないので
パワーが有り余っているのだ。

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彼らにとってはじゃれているレベルなのだが、
もしこれを人間が食らったら・・・

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もしも山中で、
この距離でクマに出くわしたら。

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相手の呼吸がわかるほど
詰め寄って来られたら・・・

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話の通じる相手ではない。

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クマがひとたびこちらを敵とみなせば
容赦はない。

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殺るか殺られるか。
おそらく大抵は
我々が殺られるだけとなる。

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残念ながら、クマと人間は
永遠に分かり合えない。
多分、共存もできない。
そこは、肝に銘じておく必要がある。

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クマは可愛かったが、
それ以上に
クマの秘めたる恐ろしさを再認識した。

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生きたツキノワグマを間近で見られるのは貴重。
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撮影後記
地元といえば地元なのに、今までこんな施設があったことを知らずにいました。
飛騨の山中に突然現れるクマ牧場。
大したことないだろうなと思って行ってみたら、ツキノワグマがうじゃうじゃいて驚きました。
冒頭でも紹介したとおり、彼らがとにかく愛嬌振りまきつつウェルカムな態度で、かつ、園にクマの凶暴性を解説するつもりが全くないのも相まって、「クマって可愛いし優しそう」とか錯覚してしまいそうになります。
私は実際に山中でクマの姿を見たり、クマと遭遇して大怪我した人から壮絶な話(顔面剥がされ片目失明)を聞いているので「錯覚しそう」なレベルで済んでいますが、事情を知らない観光客だったら本当に誤解してしまうかも、と恐ろしくなりました。
この園からさほど遠くない乗鞍岳で2009年、複数人がクマに襲われた『乗鞍岳クマ襲撃事件』も発生しているとおり、クマというのは基本的にヤバい奴だということを念押ししておきます。
その一方で、人里に下りてきただけで危険物扱いされて駆除されてしまう彼らクマが、こうやって何にも怯えることなく皆で平和に暮らしているのも、もしかしたら幸せな光景なのかもしれない、と思いました。
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