長野県松本市島内(7/3撮影) 地図
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田んぼの緑の中に
突然現れたビタミンカラー。
それは一面の
ひまわり畑だった。
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連日の梅雨空が僅かに途切れたこの日、
ひまわりにふさわしい
角の立った日差しが降り注いでいる。

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真夏の予告編みたいな景色。

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名前も色も形も
太陽の花。

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ミツバチが忙しそうに
花と花とを行き来している。

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ひまわりの蕾。
咲く前からすでに
ひまわりなのだなぁ。

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後ろ姿もまた
面白い。

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奇跡的な夏の空。

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根元から見上げてみる。

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ここはかつて、
2016年に開催された
「信州・まつもと大歌舞伎」とタイアップした
田んぼアートの会場だった場所。
その後休耕田となっていたところに
地元の農業法人「北清水」が
ひまわりを植え付けて
この景色が出来上がった。

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なんと、このひまわり、
お持ち帰り自由。
皆、一足早い真夏を手に家路へ。

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みんな揃って同じ方を向いている。
きっとひまわりの向いた先には
真夏があるんだろうな、と思う。

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空も地上も
眩しかった。
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撮影後記
梅雨空が切れたこの日、特に撮りに行くあてもなく、とりあえず機材を車に積んで松本市にあるコーヒーショップに豆を買いに行こうと車を走らせていた。
すると、いつもの道が工事で通れなくなっている。
仕方なく、普段は通らない道に車を進ませる。
梓川沿いの堤防道路を南に向け走っていたら、左手の田んぼの真ん中に突然、オレンジ色をした一角が現れた。
その周りには、ちらほらと人の姿も見える。
不思議に思って、急遽脇道に逸れた。
近づいてみると、それは一面のひまわり畑だった。
しかし、それがひまわりだと分かった時、私の思いは複雑だった。
ひまわりはあまり得意とする花ではない。
だから、これまでもひまわりは被写体としていつもスルーしてきたし、ひまわりの撮影地に足を運ぶこともなかった。
だから今回も、ひまわり畑を車で一周して「まぁ、ひまわりだからいいか」と、その場を後にすることを考えた。
だが、写真を撮っていると、いろいろ不思議な巡り合わせにあうことがある。
いつもの道が通れなくて、導かれるようにやってきたこの場所に咲いていた一面のひまわり。
これもひょっとすると、「巡り合わせ」なのかもしれない。
写真の神様が撮れと命じているなら、撮らなければならない。それも全力で。
だから一生懸命に撮った。
ひまわりは撮れば撮るほど面白かった。
食わず嫌いだった自分を反省した。
写真の神様に感謝せずにはいられない。
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