雄のニホンカモシカ ― 撮り初め2023

長野県大町市 平

.冬の山は荒涼として
すこぶる寂しい景色なのだけれど、
ひとつだけ
得することがある。.

それは、
雪上に刻まれた
足跡が見られること。.

この足跡によって、
カモシカの生存確認や
行動パターンを知ることができるのだ。.

一面雪に覆われた日。
いつもの山で
真新しいカモシカの足跡を見つけた。

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カモシカの足跡
EOS5D Mark IV + SIGMA 24-70 F2.8 DG OS HSM

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その足跡を辿ってみる。

すると、開けた野原の一角に
盛大に踏み荒らした場所がある。

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そこに生えた大きな木の根元に
雪の積もっていない場所。

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カモシカの「ねぐら」だ。

カモシカのねぐら
EOS5D Mark IV + SIGMA 24-70 F2.8 DG OS HSM

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カモシカは几帳面な性格で、
ねぐらの場所、
トイレの場所、
採餌のための巡回ルート、
などがしっかり決まっている。

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毎日同じねぐらに帰ってきて、
腹ばいになって休む。

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だからここだけ
雪が積もっていないのだ。

カモシカのねぐら
EOS5D Mark IV + SIGMA 24-70 F2.8 DG OS HSM

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さらにこのねぐらから
つけられたばかりの足跡が
森の中へと続いている。

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足跡の向きを確かめながら
慎重に辿っていく。

カモシカの足跡
EOS5D Mark IV + SIGMA 24-70 F2.8 DG OS HSM

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森の中をしばらく進むと
なにかの気配。

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やはり、いた。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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よく見ると
それは見覚えのある顔。

EOS5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS II USM + EXTENDER EF2×III

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かつて目撃した、カモシカの交尾
オスだと判明した個体。

ニホンカモシカ
EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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特徴のある曲がった角
容易に個体識別できる。
多くが似通った姿形のカモシカのなかで
性別も個体も判明しているのは貴重だ。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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相変わらず元気そうで何より。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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今年は近くにメスの姿がない。
お一人様の冬なのか。
それとも
たまたま一人だったのだろうか。

EOS5D Mark IV + EF500mm F4 L IS USM + EXTENDER EF2×III

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また様子を見に行ってみようと思う。

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謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も『球わかば.net』をよろしくお願い申し上げます。
 写真の他にもいろいろやることを増やしてしまったので、以前ほどガツガツ更新しないかもしれませんが、写真のことは常に頭にありますので、諦めずに時折ここを覗いていただければ幸いです。

 

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