群馬県嬬恋村 万座道路
ホンドギツネ(Wikipedia)
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山道で
美しいキツネに出会った。
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毛並みの良い
若いキツネだ。

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ガードワイヤーの向こうから
こちらの様子を伺っている。

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警戒しているというよりは
人間に興味があるようだ。

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害を及ぼす存在ではないと分かると
こちらにゆっくりと近づいてきた。

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野生のキツネと
こんなに近づくのは初めて。
カメラを向けても
逃げようとはしない。
もしかすると
誰かに餌付けされた経験が
あるのかもしれない。

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枯れ葉の中に佇むと
溶け込んでしまう体色。
きつね色は枯葉色だ。
まるでお稲荷さん。
神の使いと言われるようなオーラが
確かにある。

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こちらの心の内を
見透かしているような眼光。

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驚くほど多彩で、
いい表情をしている。

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これは典型的なキツネ顔。

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突然の大あくび。
顎がこんなに開くとは…。

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横顔も知性的。

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流し目もかっこいい。

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物怖じすることなく
いろいろな表情を見せてくれる。

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こうやって撮っていると
相手がキツネではなく
人間のような気がしてくる。

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でも、真横を向くと
やはり正真正銘のキツネなのだった。

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警戒するでもなく、
媚びるでもなく、
何か物言いたげな表情で
こちらを見ている。

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キツネの言葉はわからないけれど
山の中でこうして目を合わせていると
キツネと
会話をしているような気持ちになる。

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そしてキツネは
また茂みへと姿を消した。
さらば
美しいキツネよ。
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再編集版あとがき
全くなんの根拠もないのだが、
多分、私は野生動物と不思議な縁を持っていると思う。
野生動物と出会う時は、必ず胸騒ぎがする。
いるのではないか、と思うと、やっぱりいるのだ。
野生動物と目が合って、互いに存在を認識してからはいつもゾーンに突入する。
このキツネもそういう出会いだった。
カモシカも、ニホンザルもキツネもかなりいい写真をとらせてくれるが、なぜかネコだけは全くダメ。
ネコが私の存在を認識した瞬間に「あ、ヤバい奴が来た!」という顔をして、一目散に逃げていく。
いろんなところで、ネコとのコミュニケーション方法を勉強したが、それ以前の問題である。
私の背後に、人間には不可視の「ネコが恐れる何か」が憑いているのだろうか。
不思議だ。
(記 2018年8月14日)
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