平田浩一 肥田野雄紀 氷彫刻『イルカ』【5】

【1】【2】【3】【4】【5】【6】

.

2時53分。

3頭目のイルカを分割。

.

.

.

形になったばかりの彫刻が
即座にバラバラにされるのを見ると
最初は誰しも驚く。

.

.

.

.

分割したイルカを
ビール箱を踏み台にして
本体の上へ。

.

.

1段目。

.

.

2段目。

.

.

3段目。

.

.

さらに脚立を使って
最上段を組み上げ。

.

.

3時03分。

3頭目のイルカの組み上げ完了。

.

.

3時06分。

続いて本体の上へ筋彫り。

.

.

.

.

3頭目のイルカの尾ビレが描かれている。

.

.

平田さんは3頭目の尾ビレの彫り出し、
肥田野さんは本体辺縁部の彫刻に従事。

.

.

当初、三日月型の部品だけに施されていた細かな彫刻は、
いまやイルカ以外の大部分を覆い尽くそうとしている。

.

.

この混み入った曲線の彫刻は
イルカが巻き起こした「波」なのだと分かってくる。

.

.

.

.

3時39分。

3頭目の尾ビレがはっきりしてくる。

.

.

3時43分。

不要になった氷屑を搬出する肥田野さん。

制作時間中に何度か実施される「残氷回収」への対応だ。

.

.

3時54分。

.

.

4時02分。

残り2時間を切った。

.

.

平田さんもイルカの彫刻から
本体の装飾へと移行。

.

.

.

.

.

.

細かい箇所の修正にも
チェーンソーを使ったりすることもある。

.

.

.

.

チェーンソーで何度も切れ込みを入れていく。

.

.

現れたのは
幾筋もの波間。

.

.

4時23分。

どのチームも作業は終盤を迎えている。

.

.

三日月型の波の部品にも
波間の筋を入れていく。

始点から終点まで、
一息に一定の速度でドリルを動かさないと
たちまちいびつな線になってしまう。

簡単に見えて、
高度な手さばきが要求される場面。

しかし、平田さんの刻んでいく曲線は
全く乱れない。

.

.

4時33分。

.

.

4時36分。

.

.

4時49分。

平田さんは小型の引き回し鋸を使って
イルカの表面を擦っていく。

.

.

ノコギリの刃で擦られた氷の表面は
細かい傷が幾重にも重なり合って
まるでラリックのガラスのような
乳白色の輝きを宿す。

.

.

4時56分。

まもなく残り1時間を切る。

.

氷像は最終仕上げに入る。

.

【6】へ続く

.

【1】【2】【3】【4】【5】【6】

 

「氷彫刻」の関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です