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超高性能触手切削マシーン、
赤羽目さんの手は止まらない。
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ここで、平田さんが触手の接着に入る。

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クラゲ(大)の傘の縁に
下向きに接着していく。

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コールドスプレーによる急冷却を駆使して
あっという間に接着。

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目まぐるしい速度で触手を生やしていく。

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その傍らで、
赤羽目さんは触手を削りまくる。

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二人の氷彫刻師による
怒涛の流れ作業。
放っておいたら、
クラゲを100体でも200体でも作りそうな勢いだ。
凄まじいものを見せられているな、と思う。

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ふと我に返ると、
触手を生やす作業が止まっている。
3時30分、
ここで赤羽目さんは台座部分の彫刻に着手。

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赤羽目さんが粗彫りしたところへ、
平田さんが丸い模様を彫っていく。

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ここで再び、
赤羽目さんが触手を作り始めた。
なるほど、
全周囲に触手を付けてしまうと
触手が邪魔になって台座の加工ができない。
阿吽の呼吸で台座を仕上げてから
前面の触手を取り付けるという算段なのだ。
その間に、時計の針は4時を回った。

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「削っては接着」の
永久機関が再稼働する。

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最後の触手が接着される。
これで傘の全周から触手が生えたことになる。

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4時15分。
会場も制作終了後の作品展示に向け動き出す。

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作業は続いている。
まだ接着すべき部品は残っていた。

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最後に接着されたのは
リュウグウノツカイの尾先。
恐るべき手数の多さ。
しかし、それを見るものに感じさせないのは
この二人が氷彫刻のプロだからだろう。

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ついに赤羽目さんが
ガスバーナーを手にする。

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最終仕上げの始まりだ。

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クラゲ(大)の触手を念入りに炙る。
炎で解かされた触手は
より一層、不規則な曲線を帯びる。
赤羽目さんが削り出した触手が
クラゲ(小)のそれよりも太めに粗く作られていたのは、
この作業を見越してのことだった。
バーナーが表面処理だけでなく
造形の手段としても使われている。

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位置的にクラゲ(小)は
表面処理が難しいことが分かる。
崩壊の危険を冒してまでも、
あらかじめこれを完成させておいたことの訳を理解する。

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表面処理は平田さんにバトンタッチ。

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触手の先はここまで細くなった。

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4時49分。
最後に台座最下部をノミでクリーニングする。

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赤羽目さんは撤収作業へ。

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4時51分。
台座にも表面処理。

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4時55分。
完成。

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あまりにも複雑すぎて
一見しただけでは
何がどうなっているかわからない。

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クラゲ(小)とリュウグウノツカイ。

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大きなクラゲの下を泳ぐマンタ。

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5時30分。
カラーライトアップが始まる。

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平田赤羽目チームの氷像は黄色に照らされる。

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氷像の傍らに
案内プレートが掲出される。
作品のタイトルは
『深海のうたげ』。
その名のとおり
深海生物たちが舞い踊る。

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氷像を構成する曲面が入り組んでいて、
入射した光が反射と散乱を繰り返しギラギラと輝く。
こういう光り方をする氷像も初めて。

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6時過ぎ。
深夜の閑散さが嘘のように
どこからともなく人がやって来る。

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一晩で出現した氷彫刻を前に、
皆夢中でシャッターを切る。
でも、この優美さとは裏腹の、
凄まじい奮闘があったことを知る者は少ない。

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薄明。

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1時間足らずの夢の光景が終わり、
東の空から青い光が満ちてくる。

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結局、この朝
気温はマイナス5.8度まで下がった。
あの細いクラゲの触手や魚のヒレ。
この低い気温だからこそ成し得る彫刻法がある。
平田赤羽目チームは今回、
気温も味方につけたのだった。

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間もなく7時。
常念岳が茜色に染まる。

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7時25分。
案内プレートの下に、
もう一つのプレートが掛けられる。
「金賞」。
昨年の雪辱を見事果たした。

金賞の報を受け、
平田さんも赤羽目さんもさぞ喜んでいるだろうと思い、
会場内に視線を走らせる。
しかし、平田さんも赤羽目さんも
その姿が見えない。
そういえば、
カラーライトアップのさなか、
相互審査の用紙を持って
会場内を見回っていたのを最後に、
二人の姿は見ていない。
でも、いま二人がどこにいるかは
なんとなく分かる。
会場内をくまなく探してみても、
おそらく二人が見つからないであろうことも。
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もうじき日が昇る。

.
今一度、
『深海のうたげ』に見入る。

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氷彫刻師、平田謙三さんを父に持つ浩一さんと、
謙三さん最後の弟子である赤羽目さん。
その二人が力を合わせて作り上げた本作は
様々な意味で、特別なものだと言えるだろう。

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東の峰から朝日が一直線に氷像を貫く。
クラゲが、マンタが、
リュウグウノツカイが輝いている。

平田浩一・赤羽目健悟 作
氷彫刻『深海のうたげ』。
国宝松本城氷彫フェスティバル2024
チャンピオンシップにおいて
見事栄冠に輝いた。
.
国宝松本城氷彫フェスティバル2024
~ 完 ~
使用機材
- EOS5D Mark IV
- EF70-200mm F2.8L IS II USM
- EXTENDER EF2×III
- SIGMA 24-70 F2.8 DG OS HSM
- EF16-35mm F2.8L II USM
- Topaz PhotoAI(ノイズリダクション等)
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あとがき
平田浩一さんのこと
「来年、リベンジです」
2023年の大会で、平田さんペアが制作した『白亜紀の王者』は見事な出来でありながら、惜しくも優勝を逃した。
そして、平田さんは大会をこの一言で締めくくったのだった。
来年こそは、必ず。
そして、次の冬。
師走の中旬、平田浩一さんから今大会の布陣について連絡があった。
「今回は赤羽目くんに組んでもらいます」
赤羽目さんといえば、長年、帝国ホテルで氷彫刻専属職人として腕をふるい、2017年にこの世を去った平田謙三さんが、「人生最後の弟子」としてホテルの製菓部門から一本釣りした赤羽目健悟さんその人である。
赤羽目さんは今、謙三さんの仕事を受け継ぎ、帝国ホテル所属の氷彫刻師として腕をふるっている。
そして、言うまでもなく謙三さんは浩一さんの父であり、若き日の浩一さんを氷彫刻の世界に招き入れた張本人である。
いわば、浩一さんと赤羽目さんは、謙三さんの薫陶を受けた氷彫刻師の中でも一際「血が濃い」兄弟弟子であり、その二人がタッグを組むということ自体が、平田流氷彫刻の系譜においても特別なことなのである。
浩一さんも赤羽目さんも、氷彫刻を生業として禄を食む、国内でも稀有な「プロ氷彫刻師」であり、氷の扱いは群を抜いている。
その二人が組んで出場した2019年の氷彫刻世界大会では、見事総理大臣杯を手中に収めている。
まさに折り紙付きのタッグなのである。
ただ浩一さんは今回、赤羽目さんと組むに至るまでに、様々な葛藤があったのだという。
数々の大会にその名を刻んできた浩一さんのもとには、気鋭の若手氷彫刻職人からの、いわゆる「見取り稽古」のオファーが絶えない。
浩一さん自身も、「氷彫刻業界全体のメリットになれば」という思いが常にあるから、その求めに応じて毎回違う相手と大会に出場することが多かった。
そういう場合、やはり浩一さんが胸を貸す立場になるので、浩一さんが作業全体を主導し、相手はその補助に徹するというパターンにならざるを得ない。
かつて父・謙三さんと組み「平田親子チーム」として出場していた頃の、プロの氷彫刻師同士かつ親子だからこそ成し得る、「阿吽の呼吸」は難しくなっていた。
毎回違う相手と組んだとしても、無難な作品であれば十分に制作することができるだろうし、肉体的な負担もさほど大きくはないだろう。
しかし、浩一さんはそこに安住することを良しとしない。
前よりもっと凄いものを作りたい。
これまでにできなかったことを可能にしたい。
見る人をあっと言わせたい。
可能な限り上げたハードルの先に、優勝というゴールポストを設定するのが浩一さんという人なのである。
ここ数年、浩一さんは毎回異なったタッグを組む中でもなお、完成に至るまでの手数と難易度を右肩上がりで高めてきた。
そうやって自らに課すハードルを上げ続けた結果、作業後には極度に疲弊して倒れ込み、大会の余韻を楽しむどころではなくなってしまっていた。
「正直、年齢的にも今年の作品が一杯一杯だった」
浩一さんは2023年の大会をそう振り返る。
だがその一方で、
「もう少し作品を濃く、スケールの大きなものにしたい」
とやはりハードルを上げにかかる。
55歳。
若い頃のように、常にアクセル全開で突っ走れる身体ではない。
だが、まだ自分にはやりたいことがある。上げるべきハードルがある。
そういうジレンマと向き合った先にたどり着いたのが、「赤羽目さんとの再タッグ」だった。
かつて二人で総理大臣杯を手にした時よりも、赤羽目さんは確実に力を付けている。その赤羽目さんと再び組めば、これまで踏み込めなかった領域へ到達できるかもしれない。
浩一さんには、そんな思いがあっただ。
今回、赤羽目さんと組むにあたって、浩一さんはさらなる試練を自らに課した。
それは、作品のデザインと監修をすべて赤羽目さんに任せ、浩一さんはそれをフォローする立場に徹する、ということ。
浩一さんがこの業界の先頭集団で走り始めてからこのかた、自分のデザインを自ら主導して制作し、相方がそれをサポートするというやり方を貫いてきた。
だが、今回はその立場を逆転させるのだという。
その制作現場は、序盤から未知の光景が連続した。
この十数年来、いわゆる「平田流」の氷彫刻を見続けていた私にとって、そのすべてが驚きだった。
作業工程がいかに例年のものと違っていたのかは、過去の写真と見比べていただければお分かりいただけると思う。
作業工程の他にも、特に印象に残った光景があった。
いつもであれば、浩一さんは作業ブースの中央、常に目立つ位置で氷を彫る。
ところが今回は、氷像に隠れてしまいそうな作業場の奥で、俯きながら淡々と氷と向き合っていたり、観客席にずっと背を向けたまま、大きな氷の傘を下から覗き込んで彫るような場面が目についた。
自分の作業を着々と進めながらも、時折その目は赤羽目さんの作業を追って、全体のリズムを確かめていたように見えた。
そういう仕草を見て、今回の浩一さんは本当にフォロー役なのだな、ということを実感したのだった。
「赤羽目さんはやはり体力も若さもある。自分がかつて父と組んで出場した時、父はきっとこんな感じを味わっていたのかもしれない」
と、大会後に浩一さんは語っている。
私が浩一さんの氷彫刻を追いかけ始めた13年前、底なしのパワーで突き進む浩一さんの後ろの方で、ただ黙々と氷を彫っていた謙三さんの姿を思い出す。
目立たない場所で、自分のやるべきことをこなしながら、浩一さんの仕事を着実にサポートする。
まだド素人だった私は、謙三さんのそういう動きに気付かず、あやうく重要な局面を何度も撮り逃がしそうになったのだった。
あの時、謙三さんはすでに氷彫刻業界の第一人者だった。
だが、謙三さんがその身に纏っていたのは、トップランナーのオーラではなくて、息子でもあり弟子でもある浩一さんを見守る、師匠のそれだったように思う。
赤羽目さんを見守りつつ、黙々と氷を彫る浩一さんに、そんな在りし日の謙三さんの姿が重なった。
「今回の作品は、自分には浮かばない発想で本当に勉強になった。今年の経験は、これからの自分にものすごく影響を与えると思います」
今回、赤羽目さんとのタッグから多くを学んだのと同時に、自分のやりたいこと、目指すべきものもまた見えてきたと浩一さんは言う。
たとえ優勝を勝ち取った作品であったとしても、その出来に完全に満足することはなく、次はああしようこうしようと考えてしまうように、氷彫刻師としてのゴールも、浩一さんにとってはまだまだ無限の彼方にあるに違いない。
十数年にわたって浩一さんの氷彫刻を撮ってきて、なんとなく分かったような気になっていたが、実のところ、私はまだ何も分かっていないのかもしれない。
理想の氷彫刻に向け突き進む浩一さんからはぐれないように、ただ必死に追いかけて行くしかなさそうだ。
赤羽目健悟さんのこと
氷を彫る赤羽目さんを間近で見たのは、2019年の夏に行われた全国氷彫刻展夏季大会だったから、5年前のことになる。
今回、久しぶりに赤羽目さんの仕事ぶりを目にして驚いた。
5年前の赤羽目さんとはまるで別人だった。
頭角を現すとは、まさにこのことだろう。
「あれ、赤羽目さんってこんなに手が速かったっけ」
制作開始後すぐ、赤羽目さんの動きを見てそう思った。
動きに迷いがない。
迷いがないどころか、考えるよりも先に手が動いているようにも見える。
息つく間もなく、次々と氷を削っていく。
そういう速さで氷を彫っているにも関わらず、造形が破綻していない。
破綻するどころか、イメージしたそのままを正確に具現化しているように見える。
この「速さと正確さ」の両立は、傍目には簡単そうに見えて実はとても難しい。
「ゆっくり正確に」とか「手早くラフに」はなんとかなるが、「手早く正確に」をやろうとすると、その難易度は何倍にも高くなる。
上達したのだ。それも、桁違いに。
いまや、氷彫刻や製菓のコンテストで赤羽目さんの名を目にしないことは珍しくなっている。
今回の『深海のうたげ』も、赤羽目さんが明治神宮の奉納氷彫刻展で優勝した作品を独自にアレンジしたものであり、赤羽目さんは腕を上げただけではなく、氷彫刻における独自の世界観すらも確立しつつある。
謙三さんが生前、なぜ赤羽目さんを一本釣りして最後の弟子に選んだのか。
その理由を、今更ながら理解する。
今回、赤羽目さんの氷彫刻を見ていてふと感じたことがあった。
赤羽目さんの生み出す曲線が、独特なのである。
氷像の持つ曲線としてはしっかりと説得力があって自然な曲線なのだが、平田さんが削り出す「ザ・生物」的な曲線とはすこし違う、赤羽目さん流の、不思議なグルーヴ感を纏った曲線なのだ。
作業を見守りながら、この曲線の秘密についてずっと考えていた。
そして、ふと気づいた。
飴細工だ。
熱して柔らかくした飴に、ぐいと力をかけ引き伸ばして作る飴細工。
その飴細工の曲線に似ている。
赤羽目さんは氷彫刻師でもあるが、凄腕のパティシエで、飴細工の達人でもあるのだ。
硬い氷を相手にしてはいるとはいえ、赤羽目さんの頭の中では、柔らかい飴と硬い氷とが、どこか通ずるものとして認識されているのかもしれない。
いずれにしても、赤羽目さんの氷彫刻には、赤羽目さんにしか出せない風合いのようなものがすでに出てきていて驚いた。
これから赤羽目さんがどんな氷彫刻の世界観を構築していくのか、さらに楽しみになってきた。
反省とか
まず、冬の話を真夏にするという体たらくぶりをお許し頂きたい。
ああでもないこうでもないと逡巡するうちに、また季節が巡ってしまった。
さらなる高みを目指し歩みを止めない平田さんや赤羽目さんと比べると、あまりにも甲斐性なしの自分を恥じ入るばかりだ。
本当はもっと撮れるものがあったかもしれない。
もっと書けるものがあったかもしれない。
今までとは違うブレイクスルーを期待しつつも、結局は努力の足りない自分がいる。
もっと精進しなければなるまい。
こんな凄い人達の記録係として、自分が甚だ力不足なのは承知の上で、今回も性懲りもなく冗長なルポをアップしたいと思う。
平田さんと赤羽目さんの凄さを、僅かでもお伝えできたら幸いだ。
実は今回、平田ファミリーには欠かすことのできない加瀬秀雄さんが、城戸さんチームのピンチヒッターとして参戦していた。
同時ルポを試みたものの結果的に撮り逃しが多く、十分な撮れ高に至らなかったのが残念でならないが、加瀬さんの活躍を少しでもお伝えできればと思い記事にしたのでご覧いただきたい。
最後に、今大会でお世話になった全ての方に感謝申し上げます。
2024年8月酷暑
球わかば
→ 【城戸・加瀬チーム】へ
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